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人の流れが多くなる年末のこの時期に、不正薬物や拳銃などの密輸取締りを強化しようと、10日、沖縄地区税関の出陣式が行われました。

海外からの旅客や貨物が増えるこの時期は「年末特別警戒期間」として取締りが強化されます。10日の出陣式で、川上研治地区税関長は「国民の安心・安全を脅かす不正薬物などを、厳正に取締っていく」とあいさつしました。

2012年、全国の税関で押収された覚せい剤の量は482キロと過去10年で最も多く、また、海外で見知らぬ人から荷物を預かり、知らないうちに不正薬物の「運び屋」となる事件も県内で発生していて地区税関では、旅行先などでは知らない人から物を預からないよう呼びかけています。