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政府は12日午前9時49分、北朝鮮がミサイルとみられるものを発射したと発表しました。午前11時までに県内では被害などの情報は入っていません。

午前9時55分ごろ、県庁の防災危機管理課ではミサイル発射の情報を知らせるJアラートが鳴り、職員が一時騒然となり情報収集に追われました。

政府によりますと北朝鮮の西岸から12日午前9時49分ごろミサイルとみられるものが発射されるのが確認され、10時1分に沖縄上空を通過したということです。

また、石垣市では情報を受け市内のすべての小中学校に対し、屋内に避難するよう呼びかけました。トラブルなどの情報は入っていません。

金武町では沖縄市の小学生70人が稲刈りを体験しようとしていましたが、田んぼに入る直前にミサイル発射を知らせる携帯電話のアラームがなったため、県のマニュアルにそって近くの公民館に避難したということです。

またこの影響で沖縄都市モノレールが9時56分から最寄り駅で停車しましたが、6分後に運行を再開しています。

ミサイル発射の情報を受け、石垣市の中山市長は「ミサイルの発射は中止すべきだと申し上げてきましたので、実際に発射という行為を行ったこと自体、非常に今後も色々な意味で、懸念されると思っています。国連決議もありますけど、改めて今回の発射に抗議したいと思います」とコメントしています。