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2011年は1年間で海外から28万人が沖縄にやってきましたが「言葉」の壁に十分満喫できずに帰国する人も多いということです。そこで那覇市のバス会社が海外からの観光客向けに外国語の音声ガイドのシステムを導入。13日、関係者を招いて試乗会を行いました。

この音声ガイドシステムはGPSとFMの電波を利用し、それぞれの観光ポイントでラジオからガイド音声が自動で流れる仕組みとなっています。東京のはとバスなどでは数年前から利用されていますが、県内では初めての試みです。

秋山記者は「観光地を感知するとこのように自動でガイドが始まります。今は中国語で国際通りの説明をしています」とリポートしました。

今のところ音声ガイドは、県内でニーズの高い英語、中国語、韓国語に対応していて、チャンネルを合わせると県内50か所のポイントでそれぞれのガイドを楽しむことができます。

旅行業者は「日本のガイドしかないので(バスで)寝てしまうという声も結構ありました。安心してお客さんにお勧めできる」と話しました。

システムを導入した観光業の会社では、1月21日からシステムを搭載したバスを運行する予定で、海外からすでに予約が入っているということです。