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ちばてつやさんや赤塚不二雄さんなど、戦後、満州からの引き揚げなどを体験した漫画家や元日本兵が描いた企画展が14日から糸満市で開かれています。

この企画展には戦後、満州からの引き揚げやシベリア抑留などを体験した人たちが描いた絵画や漫画、およそ150点が展示されています。

ちばてつやさんが描いた絵には、引き揚げ船が出る港まで途方もない長い距離を命がけで歩き続けた幼い日の記憶が刻まれています。また、シベリアに抑留されていた元日本兵は、1日分の食糧のパンを秤にかけて分けている光景を描いています。

主催者の担当者は「自分の体験を知ってもらいたいというのが絵の隅々に出てきます。それを感じ取ってもらいたい」と語りました。また「3000人以上もの県民が引き揚げ、抑留を体験した事実を少しでも知ってほしい」と話しています。