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リハビリで手などの運動機能を回復させるための器具をインテリアを学ぶ高校生が製作し福祉施設に贈りました。浦添工業高校インテリア科の3年生は木材加工実習の一環で福祉家具を製作し去年から病院や福祉施設にプレゼントしています。

去年4月に生徒11人が中城村にある介護老人保健施設中城苑で職員や利用者から必要な福祉用具の聞き取りをして、クラス全員で作り上げました。贈られたのは車いすの高さに合わせた談話テーブルや歩行訓練用の傾斜版など5種類で利用者や職員は、生徒たちに使い方などを聞きさっそく使い心地を確かめていました。

入所している男性は「こっちでリハビリやっているけど、これ使ってからみんな元気になるはずたぶんこれからまたがんばります」と嬉しそうでした。また製作した国頭英理子さんは「手すりの高さとかもおじいさんおばあさんに合わせて作るのがちょっと大変でした。作ったかいがありますね」と話していました。素材には琉球松など県産の木材が使われていて十分、木のぬくもりが感じられるそうです。