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アメリカ軍は、空軍と海兵隊合同で大規模な即応訓練を1日から嘉手納基地で実施しています。即応訓練には嘉手納基地の戦闘機のほか、海兵隊岩国基地に所属するおよそ35機の戦闘機も参加しています。

空軍と海兵隊が嘉手納基地で大規模な即応訓練を実施するのは2007年に続き2回目で、前回よりも100人多い700人の海兵隊員が岩国基地から沖縄入りしています。

嘉手納基地報道部によりますと1日は基地内でミーティングなどを行い、2日からサイレン音や模擬爆発音などを使った訓練を行う予定だということです。

この訓練に対し、平和運動センターは抗議集会を開き、アメリカ軍による騒音の増加に怒りの声をあげました。また、嘉手納基地を抱える三連協も訓練の中止をアメリカ軍に要請していますが、アメリカ軍は訓練を5日まで実施し、さらに海兵隊は11日まで戦闘機を嘉手納基地に残して飛行訓練を実施する考えです。