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アメリカ軍機が早朝に嘉手納基地から離陸した問題で、嘉手納基地周辺の3市町トップが司令官と面談し、再三の早朝離陸に抗議しました。

これは9月11日午前4時に、F-15戦闘機4機と空中空輸機1機がアメリカに向け嘉手納基地から離陸。未明にもかかわらず、周辺に大きな騒音を出したことに抗議したものです。

面談では、ブレット・ウィリアムズ第18航空司令官に抗議書を手渡し、再三の抗議を無視した早朝の離陸に改めて抗議するとともに、騒音防止協定がまったく守られていない状況に憤りを示しました。

これに対しウィリアムズ司令官は、これまでの説明を繰り返しただけで、「基地がある限り深夜・早朝の飛行はあり続ける」と改善には否定的な見解を述べたということです。

これについて野国町長は「この問題はもっと上のレベル、やはり国対国でやらない限り、地域レベルで抗議を繰り返すだけでは解決できない」と語り、三連協では深夜・早朝の飛行停止を求めて日米両政府への要請も検討しています。