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夏の高校野球、県代表の八重山商工高校はあすの第4試合で千葉県代表の千葉経大付属高校と対戦します。

春は2回戦で惜しくも敗れた八重山商工は『次こそは全国制覇!』を合言葉に、現在、最終調整を行っています。きのう行われた開会式と試合を目前に控えたチームの様子を岸本記者がお伝えします。

全国からあわせて4112校が参加した第88回全国高等学校野球選手権大会。きのう行われた開会式には、照りつける強い陽射しの中、予選を勝ち抜いてきた選手達を応援しようと大勢の観客が詰め掛けました。

入場行進は、去年の優勝校で、夏の大会3連続優勝を狙う駒大苫小牧からスタートし、八重山商工は2番目の登場。

春の大会では若干緊張した様子で、行進もどこかぎこちなかった選手たちですが、今回はしっかりと胸を張って堂々と行進。観客席では、夢実現甲子園の会のメンバーや、伊志嶺監督がその夢の場所に立つ選手たちを温かい目で見つめます。

伊志嶺監督「やはり春と違って、ゆっくり(試合に)のぞめる気持ちを整える余裕がありましたから。ゆっくりとした気持ちでのぞみます」

全国49代表校が一同にそろい、これから始まる熱戦を前に緊張の度合いが高まってきます。

八重山商工の選手たちも開会式が終わるとすぐに『日本一全国制覇』に向けた準備を整えるために練習場に移動し、調整を行いました。

ピッチャーの大嶺佑太と金城長靖はこの日は投球練習を行わず、ジョギングなどで体をほぐします。しかし、突然、そこに伊志嶺監督の喝が入ります。

また、バッティングは選手たちが甲子園入りしてから日に日に良くなってきていて、練習でも快音がたびたび聞かれますが、伊志嶺監督はもう一度ここで基本に戻るよう、こちらでも厳しいダメだし。

監督の言葉を受け、今一度、気を引き締めなおす選手達。

そして『きょう』

そして、きょう初戦をいよいよ明日に控えた選手達は午後3時から最終調整。柔軟体操の後、相手ピッチャーを想定した打撃練習などを軽く行い、体に程よい刺激と緊張を与え、この日の練習を終えました。

岸本記者「小学校時代から伊志嶺監督に野球を教わってきた八重山商工の選手たちが甲子園という舞台でどこまで力を発揮できるのか?頂点を目指す戦いが、ついに始まります」