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沖縄国際大学にアメリカ軍のヘリコプターが墜落した事故から10年となる13日、大学では写真や資料を集めた展示会が始まりました。

会場には、事故当時の写真をはじめ、普天間基地の建設前から現在までをとらえた航空写真など160点が紹介されています。

中でも当時の職員や新聞社が記録した事故直後の機体が焦げ白煙があがる生々しい写真は、この事故がどれだけ市民に衝撃を与えるものだったかを表しています。

沖縄国際大学法政研究所の石川朋子さんは「写真パネル展というのは、心に刻む、記憶に残す風化をさせていけないということではなくて、さてこれから先沖縄はどうあるべきなのか、自分自身は何を選択して沖縄の歴史をつくりあげていくのかまで考えるきっかけにしてほしい」と話しています。

このあと大学では、午後2時から墜落から10年のセレモニーが行われます。