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普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、沖縄防衛局は21日施設設計などで受注業者を募る入札を一般に公告しました。

移設問題で政府は2014年3月にも受注業者と契約して調査や設計を進め、2015年、春を目途に埋め立て工事を始めたい考えです。しかし、移設反対を訴え名護市長選挙で再選した稲嶺進市長は、選挙直後の政府の入札公告に反発しています。

稲嶺進名護市長は「無神経なというか、あるいは本当に地元の意見、民意というものをいったいどういうふうに受けとめているんだろうかといいことで、とても信じられない」と話します。

市長は権限を行使して移設を止めたいとしているため現行計画が停滞する可能性があります。