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薬物の乱用や出会い系サイトなどから派生する犯罪から青少年を守るため、犯罪の実態を警察職員が伝える「安全学習支援授業」で講師となる職員に9日、委嘱状が交付されました。

安全学習支援授業は、少年犯罪の防止や健全育成に役立てようと、警察職員が学校などに出向いて行うものです。

9日に県庁で行われた委嘱状交付式では、県の大城浩教育長が講師を務める9人に委嘱状を手渡し「薬物乱用の恐ろしさや犯罪の深刻さを伝える講師たちの熱い言葉に、子どもたちは毎回真剣に聞き入っている」と職員を激励しました。

安全学習支援隊の安里剛隊長は「警察の持っている事案とか具体的なものをなるべく踏まえながら、子どもたちが実感できるように話ができたらいいと思っている」と話していました。

この授業は9年前から実施されていて、昨年度は小・中学校や高校など121団体が受講したということです。