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沖縄戦の戦没者の遺骨をDNA鑑定し、遺族のもとに返すよう国に訴えている県内の遺骨収集ボランティア団体が3日、県議会議長へも要請しました。

ボランティア団体「ガマフヤー」は沖縄戦没者の遺骨はすべてDNA鑑定することを厚生労働省と口頭で約束していることを県議会の高嶺議長に報告した上で、「これまで出てきた遺骨は多くが身元の特定につながるものがなく、遺骨を遺族のもとへ帰すためには、DNA鑑定しかない」と訴えました。

これに対し高嶺議長は今後、県議会で取り上げることを約束しました。ガマフヤーの具志堅代表は、9日、厚労省へ出向き、DNA鑑定とともに今後の遺骨収集作業に障害者を雇用するよう要請します。