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県の部長・統括監級の辞令交付式では、仲井真知事から58人に対して人事異動通知書が手渡されました。式で仲井真知事は「これまでの経験をフルに発揮して、これからの沖縄の10年のためのツールを整える1年にしてほしい」と訓示しました。

また、2011年度から新設された文化観光スポーツ部の部長には、演出家の平田大一さんが就任。平田大一部長は「非常に若々しい、生まれたての部なので、僕自身も自分の若さを武器にがんばっていきたいと思っています」と意気込みを語りました。

一方、新たに副知事に就任した与世田兼稔さんも仲井真知事から辞令を受け取りました。31年間弁護士として活動してきた与世田副知事。今後は知事公室や福祉保健部、商工労働部などを担当するほか、急務となっている災害対策や県政最大の課題である基地問題も受け持つことになっています。そして「不要不急の予算があるのかないのか、新しい基地を何年もかけてお金を出すことが必要かということは、今一度政府に考え直していただく」と話しました。

今後は法律家としての知識や経験を生かし、県外移設の実現に向け、政府との交渉にあたりたいと抱負を語っていました。