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岡田外務大臣は普天間基地の移設問題にからみ「オスプレイ配備の可能性はある」との認識を示しました。

岡田外務大臣は9日の参議院外交防衛委員会で「(オスプレイ配備の)可能性はあるわけです。可能性があるならその前提で議論すべきで、アメリカが言ってこないから可能性がない、それを考えて来なかった、というのは国民に対して正直ではない」と述べました。

また岡田外務大臣は「アメリカが配備しないと断言するなら別だが、そうでなければ説明する必要がある」として、次回の日米安全保障会議、2プラス2までに飛行経路などと合わせて県側に説明する考えを示しました。

しかし、県内ではオスプレイの危険性から配備反対の声は強く、大臣の今回の発言にいっそう反発が強まりそうです。

オスプレイの配備について政府はこれまで否定し続けていましたが、先月31日の会見で新基地の位置や工法を検討する日米専門家協議の報告書に飛行経路を記さなかった理由を問われた岡田大臣が「オスプレイをどうするかという議論もある」と述べ、オスプレイの配備に初めて言及していました。