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糸満市真栄里の道路拡張の工事現場で14日、沖縄戦当時のものとみられる不発弾900個が発見されました。

不発弾は14日午前10時ごろ糸満市真栄里の国道331号の道路拡張工事に伴う磁気探査で発見されました。いずれも沖縄戦当時のものとみられる未使用のアメリカ製迫撃砲弾や手榴弾、ロケット弾など902発で1斗缶や木箱に入れられ表面はさびていました。

殆どは、信管がついていましたが、腐食していて自衛隊の不発弾処理隊が爆発の危険性が低いと判断し回収しました。現場にはさとうきび畑の他、飲食店もありますが特に避難勧告などは出ませんでした。

糸満市の上原裕常市長は「非常にびっくりしています」「今後も県や国の関係者に対して不発弾の実態というものを訴えていきたい」と話しています。糸満市では去年1月にも水道工事の現場で不発弾が爆発し重機を操作していた男性が重傷を負う事故が起きています。