65年前、首里高等女学校の卒業式は艦砲射撃の中行われました。 宮城さん「今だったら校歌を歌うけどあの時は『海行かば』、軍歌」 県立首里高等女学校、ずいせん学徒隊として学徒動員された4年生61人。 生徒…
アメリカ軍の本島上陸が迫る中、戦場に駆り出された14歳の学徒が見た戦争の本質に迫ります。 アメリカ軍の上陸直前の3月27日、首里高校の前身、県立第一中学校では砲弾が飛び交う中、卒業式が行われました。敵…
65年前のきょう3月26日、アメリカ軍が慶良間諸島に上陸し、鉄の暴雨風と呼ばれた沖縄戦が始まりました。 1945年3月26日午前8時4分、阿嘉島沖を埋め尽くしたアメリカ軍の艦船から放出された水陸両用車…
65年前の今夜、石垣島では沖縄からの特攻隊第一陣の出撃を前に、小さな宴が催されていました。 65年前のあすアメリカ軍はついに慶良間諸島に上陸します。そして、同じ日、県内からとしては初の特攻隊が石垣島の…
3月6日から、東風平国民学校で看護教育をたたき込まれた仲里ハルさん。積徳高等女学校に通う16歳の少女でした。 2週間後、ハルさんたちは25人の仲間とともに、豊見城城址にあった第二野戦病院に配属されまし…
経済成長が著しい中国から沖縄にリゾートウェディングを呼び込もうと、先週、中国からのカップルを対象にしたツアーがありました。実近記者です。 今月15日。中国の重慶からチャーター機で沖縄に到着したのは男女…
国は戦争一色となり、生徒の戦場動員は当然という雰囲気に包まれていました。 宮城喜久子さん「父は教師をしていて、いつも子どもたちに教育しているのは“戦場に行け”ということですよね、そのときの教師は。それ…
認知症のお年寄りが少人数で生活するという形の介護施設「グループホーム」。先日、札幌のグループホームで火災が発生していて、お年寄り7人がなくなりました。どうすれば入所者を守れるか「地域が支える介護」に取…
1945、佐久本喜範さんは鉄血勤皇隊として金武へ。空襲が激しくなった3月下旬、県立二中の5年生だった少年は、鉄血勤皇隊として金武に配属されました。 佐久本喜範さん「小禄(飛行場の)掩帯壕づくりとか高射…
65年前、少女は、終業式を目前に家族で北へと逃げました。 当時の楚辺小学校高等科1年生だった照屋文子さん。教室は日本軍に取り上げられるなか、登校時には決まってすることがありました。 照屋文子さん「ルー…
『1945年3月18日(日曜日)日の出と日没時に総員配置。きょうも荒れた夜が続く』 65年前のきょうから始まった「アメリカ一水兵の沖縄戦日記」。アメリカに住むセア・ビビンズさんは終戦から43年後、名護…
占領したサイパンやグワムから日本本土を空襲し始めたアメリカ軍。より効率よく進めるため、次に狙ったのは、サイパンと東京のちょうど中間に位置する「硫黄島」でした。 65年前の2月19日、遂にアメリカ軍が硫…
Qリポートです。先日沖縄市で体に様々な障害を持つ人たちによるコンサートが開かれました。病と闘い向き合っている人たちの音楽に対する思いを取材しました。今月14日 沖縄市の音市場で開かれたコンサートには、…
戦時情勢が厳しくなる中、八重山では農林学校の生徒を中心に鉄血勤皇隊が編成され、軍事教練に駆り出されました。 1944年10月、国は「緊急学徒勤労動員方策要綱及び決戦非常時措置要綱」に基づく「学徒動員実…
鳩山政権は普天間基地の移設先について、今月中に政府案をまとめ、アメリカ政府や地元自治体との交渉に入る方針を示していますが、政府内から伝わってくるのは「県内移設」を前提とした案ばかりです 一方、野党の自…