こんにちは。ここからはスポーツです。きょうは、高校バスケの話題です。「ウインターカップ」をかけた戦いは男女ともにベスト4が出揃い、きのう、決勝進出をかけ熱戦が繰り広げられました。
女子では、大けがからコートに戻ってきた中部商業の3年生がチームのために最後まで走り続けました。
女子1試合目 中部商業vs石川
今大会、準々決勝で去年の準優勝校・小禄を破り快進撃を見せる中部商業。その立役者となったのが、3年生キャプテン・呉屋 尚愛梨(ごや・なあり)さんです。
呉屋さんは5カ月前選手生命を脅かすほどのケガを負いました。試合中に「右ひざ前十字靭帯断裂」の重傷を負い3年生最後の大会への出場が絶望的でした。
中部商業 3年生主将呉屋 尚愛梨選手「最初けがをした時は挫折を味わって」「(当時)インハイが近くて、それも出られなくて」
そんな時、彼女を支えたのが、仲間たちでした。
中部商業 3年生主将呉屋 尚愛梨選手「(仲間から)『尚愛梨先輩頑張れ!』など励ましの言葉をくれた」
周りの支えで呉屋さんはわずか3カ月でコートに復帰。今も右ひざに不安を抱えながらプレー。しかし、最後の大会に懸ける思いがあります。
中部商業 3年生主将 呉屋 尚愛梨選手「チームの絆を最後までやり通していきたい」
支えてくれた仲間のために、決勝進出をかけた戦いが始まります。
呉屋さんはベンチスタート。中部商業は序盤、大会4連覇を狙う石川の怒涛の攻撃に苦しみます。流れを変えたいチームは、ここで呉屋さんをコートへ送ります。ディフェンスでボールを奪おうと全力で走る。ひざの不安を感じさせない姿を見せます。
試合は石川に主導権を握られたまま前半を折り返し、迎えた後半。相手の堅いディフェンスにも屈せず、果敢に攻めます。
呉屋さんの積極性は第4Qで実を結びます。この試合チーム初のスリーポイントが決まります!たとえ万全でなくても仲間のために最後まで全力で、勝利には届かなかったものの、もう一度コートに立ち、仲間とともに最後まで戦い抜きました。
中部商業 3年生主将 呉屋 尚愛梨選手「ケガをしてもいいから 全てで本気を出そうと無邪気にやった」「みんなのサポートとかあって、7月から復帰して」「練習試合とか出されることが多くなって」「3年間ずっと尚愛梨のところについてきてくれて」「ありがとうと言いたい」
女子2試合目 知念vs具志川
準決勝もう一つは、知念と具志川。試合は序盤から両者譲らぬシーソーゲーム。第3Qを終えその差はわずか2点。最後まで勝敗の行方が分からない展開のまま勝負は第4Qへ(スコア 知念vs具志川 38-40)
開始早々、具志川の田場光結のスリーポイントが決まります。リードを広げられる知念は、キャプテン山城璃葉奈が得点を決め食らいつきます。
残り4分を切って2点差。(47-49)具志川はここで2年生の金城若菜が貴重なスリーポイントを決め、大接戦を制した具志川が初の決勝進出を決めました。
男子1試合目 興南vs宜野湾
一方男子は、宜野湾と、去年、ウインターカップに出場した興南。初の決勝進出をめざす宜野湾は今年、興南と公式戦で2度戦い、いずれも敗れ、雪辱を誓って挑む一戦でした。序盤、宜野湾は、興南の怒涛の攻撃に苦しむ展開に。
それでも第2Q。宜野湾も負けられません。キャプテン金城好政(きんじょう こうせい)が自ら仕掛け得点。リード広げられても食らいつく宜野湾。キャプテンがチームの雰囲気を変えます。
最後まであきらめない宜野湾は第4Q。平 悠成(ゆうせい)が躍動します。このQだけで3本のスリーを決め、意地を見せます。最後まで諦めない姿勢を見せた宜野湾でしたが、リベンジとはなりませんでした。
男子2試合目 小禄vs沖水
決勝最後の枠を争ったのは小禄と沖縄水産。沖水はこの試合、身長198cm・U18日本代表のマクミランがチームを引っ張ります。
序盤、リードした展開で鮮やかにスリーポイントを決めます。今度は身長をいかしてリバウンドを取ると、相手を寄せ付けないドリブルを見せ得点。さらに、相手が3人がかりで止めに来ても関係なし!マクミランの活躍で沖水が2年連続の決勝進出を決めました。
さて、これで今年の決勝のカードが決まりました。男子は興南と沖縄水産。2年連続で同じカード。
女子は大会4連覇を狙う石川と初の決勝進出を決めた具志川の対戦です。
決勝は来月25日に行われます。今後の戦いにも注目です。
