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戦争体験した世代が少なくなる中、沖縄戦当時、陸軍兵だった99歳の男性が、自身の体験を学生に語る平和学習会が那覇市で開かれました。
稲福英男さんは「19歳のときに私は出征して兵隊に行った」と話したました。
この平和学習会は、戦争体験者の声を直接、若い世代に届ける場を設けたいと、介護施設「百穂苑」が企画。
今回の学習会には、県内の高校生や大学生が参加し、沖縄戦当時、陸軍兵だった稲福英男さんが、自身の体験を語りました。
稲福さんは、旧制県立農林学校の卒業直前だった1945年1月に、徴兵され第62師団に入隊し、前田高地の激戦地などで、爆雷を背負いアメリカ軍の戦車に向かう特攻任務を任せられます。
その後、アメリカ軍に投降を呼びかけられた際、仲間の日本兵が射殺されたと話しました。
稲福英男さんは「3人だったんですけど囲まれて逃げようとしたらすぐそこで海軍兵だったんですけどそこで戦死した」と話しました。
そして、稲福さんは、二度と戦争をしてはならないと若い世代に思いを託しました。稲福英男さんは「二度と戦争はしてはいかない戦争というのは人と人が殺し合いをする何も残らない勝った国も負けた国も・・」と語ります。
稲福さんの話を聞きたいと提案した眞榮城百佳さんは「稲福さんが経験した年齢とかも自分と同じ年齢で、今の自分自身の生活って幸せなんだと思うことがたくさんありました」と話しました。
高校3年生・島尻未愛さんは「びっくりっていうより衝撃で自分がもしその立場だったら。目の前で一人撃たれていたら動けない状況だと思うし理性も保てないと思うのでそんな冷静に対応できてた稲福さんが本当にすごいなと思いました。」と話しました。
稲福さんは、2026年4月1日に100歳を迎え今後も、学生たちと交流を続け、語る場を設ける予定です。
