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PFASによる水道水や地下水が汚染されている問題で、北谷町で市民団体が血液検査を実施しました。25日、北谷町で開催された血液検査は、市民団体「有機フッ素化合物(PFAS)汚染から市民の生命を守る連絡会」が開催したもので、町内に住む18歳以上の男女59人が参加しました。

この検査では血液を採取したあと京都大学に送られ、体の中にどれぐらいPFASが取り込まれているかを調べます。

検査を受けた町民「あとあと、子ども・孫になりますよね。自分は(症状が)何ともなかったけど、そのあとがというのがちょっと怖い。水(浄水場から)出る前に、PFASを全部駆除してほしいです」

有機フッ素化合物(PFAS)汚染から市民の生命を守る連絡会・伊波義安共同代表「それ(血液検査)はスタートであって、すべてじゃないです。これを元にして、どういうような疫学調査・健康調査ができるのか。それをやったあと、米軍基地内に立入調査ができて、その汚染源を止めませんと、汚染は止まらない」

検査はきょうから1カ月かけて、県内6市町村に住むおよそ350人を検査する予定です。