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琉球大学工学部の波平宜敬教授が電子情報通信学会のフェロー称号を受賞し、13日夜に祝賀会が開かれました。波平教授は日本とアメリカを結ぶ光海底ケーブルの光ファイバーの設計を手がけるなど、光ファイバー研究の第一人者とされています。

フェロー称号は国内の理工系の研究者が参加する電子情報通信学会が優れた研究者に贈るもので、県内からは2人目です。那覇市で開かれた祝賀会には、琉球大学や波平教授の地元与那国町からおよそ120人が出席し、盛大に祝いました。

インタビューに応えた波平教授は、「目標を持ってプラス思考で頑張っていけばこういうことができるということを、若い人たちに教えたいと思う」と述べ、「沖縄の若者たちに夢を与えられたら」と話していました。波平教授は2008年、中国の大連工業大学の無期限客員教授にも就任しています。