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沖縄防衛局は、普天間基地を離着陸するアメリカ軍機の飛行経路の観測調査をあす28日から開始する予定で、調査用の機材を27日、基地の周辺に設置しました。

沖縄防衛局が普天間基地の周辺5か所に設置したのは、アメリカ軍機の飛行ルートを調べるためのアンテナとGPS装置です。

28日から9月3日までの1週間、飛行ルートのデータを集めます。

この調査は、7月18日に総理官邸で開かれた普天間移設協議会で、普天間基地の危険性をなくすための政府と県の合同作業チームの設置が決定され、8月5日に開かれたその初会合で、防衛省が県に対して実施を伝えていました。

しかし、この調査に宜野湾市の伊波市長は「一週間の調査で、飛行経路について十分なデータが得られるはずがない」と疑問を示していて、実際に普天間基地の危険性除去につながるのか疑問も持たれています。