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沖縄戦の集団自決を巡る教科書検定問題で12月26日教科書検定審議会が軍の強制という表現を認めない結論に達したことをうけ、12月27日夜、那覇市で、抗議集会が開かれました。集会は、6・9沖縄戦の歴史歪曲を許さない県民大会実行委員会が開催したものです。

主催者挨拶で大浜敏夫共同代表は「文科省の対応は再び沖縄県民の怒りに火をつけた」と憤りを露にしました。そして先日、東京への要請行動を行った県民大会実行委員会の玉寄副会長は、「沖縄戦の実態を消し去ろうとする姿勢を跳ね返すため皆さんの力を貸してください」と訴えました。

集会では、教科書の内容を「軍の強制」という直接的な表現に戻すことや、あらためて検定意見の撤回を求めるアピール文を採択しました。