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9月、浦添市に住む男性が、警察官などを装う男からの嘘の電話を信じ、現金およそ1250万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生しました。
警察によりますと、9月5日、浦添市に住む30代男性のスマートフォンに、クレジット会社の社員を装う男から、「カードの高額利用が確認された。不正利用の可能性がある」と連絡がありました。
その後、県外の警察官や検察官を装った男らに電話が転送され、男らは、「あなたの銀行口座が、特殊詐欺に使われている。逃走防止のために、あなたのお金を差し押さえる必要があり、振り込んでほしい」と要求しました。
その話を信じた男性は、指定された口座に複数回に分けて現金およそ1250万円を振り込みだまし取られたということです。
男らは、「捜査情報の守秘義務」を理由に携帯電話を初期化し警察署へ行くよう男性に指示。
男性が、警察署でこれまでの状況を説明したことで事件が発覚したということです。県警は、「警察や検察が電話で金の振り込みを要求することは、絶対にない。不審な点があれば、警察や家族に相談してほしい」と注意を呼びかけています。