もっとドキドキQAB


QABでは、首里城正殿復元工事の現場を定期的に訪れ、定点撮影を実施しています。
在りし日の姿を取り戻そうと日々歩みを進める正殿の変化を間近でご覧ください。
▽東のアザナ・工事現場入口 2023年1月~
▽素屋根(1~3階)2023年8月~(更新不定期)
首里城火災から6年の節目に、二度目の復元に臨む高良倉吉さんを取材しました。
「平成の復元」で失われた記録と技術をつなぎ、「令和の復元」で未来へと受け継ぐ——。高良さんの言葉の端々に、人生を首里城に捧げてきた覚悟と誇りを感じました。
取材を終えて思うのは、首里城とは建物以上の存在だということ。過去と未来を結ぶ“沖縄の心そのもの”なのかもしれません。
取材のあと、先生は静かにこう語ってくれました。「完成の日は、家で古酒を開けたい」。首里城の歩みを誰よりも近くで見つめてきた研究者の、その一言に重みを感じました。
断絶を越えた平成、未来へつなぐ令和。首里城の物語は、いまも先生のまなざしの先で息づいています。