おととい、高校野球秋季大会の決勝戦が行われました。最後まで目が離せない試合は両チームの意地と情熱がぶつかり合った一戦でした。新チームとなって初めての頂点を決める決勝戦は、3年連続の優勝を狙う沖縄尚学と、初の優勝をめざすコザとの一戦になりました。
ただ、沖縄尚学は試合の3日前、インフルエンザによる集団感染が分かり、決勝では、登録メンバー20人のうち8人が入れ替わる事態に。
こうした中でも沖縄尚学は1回、コザの先発・池根 陸(いけね・りく)の立ち上がりを攻めます。先頭の上間がフォアボールで出塁すると、ワイルドピッチと進塁打で1アウト3塁のチャンス。3番・福井のセカンドゴロの間に1点を先制します。

その裏、沖尚の優勝が懸かるマウンドを任されたのは、今大会初先発の渡具知 哲太(とぐち・てった)。相手に的を絞らせない投球で、5回までヒット1本、無失点に抑え、出られなかった仲間のためにチームを引っ張ります。一方、コザの池根は、毎回ランナーを出しながらも粘りの投球で、沖尚打線を1点に抑えます。
試合が動いたのは6回裏。1アウトから、1番・田場がヒットで出塁します。続くバッターが送りバントでランナーを進めると、打席には、準決勝でサヨナラタイムリーを放った3番・宮城 碧海(あお)、センターへ弾き返し、同点に追いつきます。


さらに、ヒットで続き渡具知を攻め立てると、打席には5番・宮平 龍之介。タイムリースリーベースを放ち、コザが逆転に成功します!
援護をもらった池根は、7回以降、ヒット1本に抑える好投。そして9回2アウト。9回129球1失点の完投で、夏の王者に逆転勝ち!コザが創部以来初めて、秋季大会を制しました。

コザ高校 池根 陸 選手「きょうは100点だったと思う」「初回の入りは少し緊張してしまい制球が定まらなかったけど、その後は修正して9回まで投げ切れたのが良かった」「九州ではベスト4に入って選抜に行けるように、あと1週間ぐらい調整して九州に挑みたい」

コザ高校 宮平 龍之介 選手「この応援がなかったら『沖尚が勝つだろう』という雰囲気になったと思うけど」「まず九州大会を勝ち切って、コザがセンバツに行って、県立の意地を見せたい」

コザ高校は、選手とスタンドが一体となってつかんだ優勝だったと思います。激闘を繰り広げた両校は今月24日から熊本県で行われる九州大会に出場し、春のセンバツをかけて戦います。
両校のさらなる活躍に注目です。







































