物価の優等生のもやしや手軽で便利なカット野菜にも値上げの波が押し寄せています。一体何が起きているのでしょうか。
■「物価の優等生」もやし値上がり
火力が命、中華料理。
その中でも欠かせない一つが、シャキシャキ食感でメインの食材を際立てる「もやし」です。
ボリュームたっぷりの豚もやし炒めは店の看板メニューになっています。
10種類以上のメニューにもやしを使用している中華料理店。今“物価の優等生”もやしにも、物価高の波が押し寄せているといいます。
中国名菜みんみん 渡邉公男店主
「最近は値上げの傾向。2、3カ月前1袋19円、1カ月前25円、先週木曜日1袋30円。ちりもつもれば山となる、店にとって大きな出費」
仕入れ値が1袋10円ほど上がると、一日に消費する20袋で200円。10日で2000円のコストアップになります。
中国名菜みんみん 渡邉公男店主
「値段的に客に転嫁できないので、店の工夫でやり
くりして営業している。(材料の)値上げするとはっきりと痛い」
「工業組合もやし生産者協会」によると、もやしの原料となる種子や包材資材などのコストが年々上がるなか、多少の値上げでは生産者に利益が出づらいといいます。
そして今、深刻化しているのが生産者の減少です。
全国のもやし生産者数の推移を見てみると、2009年度には全国に235あったのが年々減っていき、今年度の初めには86まで減少しています。
■なぜ?外食&食卓に影響
生産者が減ると、食卓にどのような影響があるのでしょうか。
おっ母さん食品館 北千住店 大塚洋介青果チーフ
「もやし売り場はこちらで、今は(税抜き)49円で販売している。以前は税抜き29円で販売していた」
1袋29円のもやしからから49円のものに変更を行ったのは7月。背景にあるのは生産者の事業停止です。
大塚洋介青果チーフ
「取引していたもやし会社の工場トラブルがあり、それから仕入れ先を変えて販売するに至って、(価格は)軒並み上がっているとは思う」
消費者は…。
70代夫婦
「安いというイメージがあるので、やっぱり使いたくなっちゃう。1週間に3袋か4袋食べる」
「それが今は無理」
60代
「輸送料とか色々あるから、そういうのが考慮されると仕方ない」
今後、可能性として考えられるのが、もやしの供給不足だといいます。
大塚洋介青果チーフ
「今まで取引していた会社が、もやしのシェアで占めていたと思うので、そこがなくなったことによって、だいぶ(数は)減ってはいると思う。他の野菜の価格が上がっていることでもやしの需要が増えていくので、値段が上がっていくんじゃないかと」







































