100年近い歴史を持つワインに関する国際会議がアジアで初めて開催されます。開催地でワイン生産国としても存在感を高める中国のワイナリーを取材しました。
アジアで初めて中国・寧夏回族自治区で12日から開催されるOIV(国際ブドウ・ワイン機構)が主催する国際会議では、気候変動への対応など世界のワイン産業の課題が話し合われます。
中国は2024年にOIVに加盟したばかりですが、中国ワインは近年、世界の品評会でトップクラスの成績を獲得するなど、評価が高まっています。
今年の上半期には36の国と地域に輸出され、輸出額は約117億円、すでに去年1年間の輸出額の1.4倍に上っています。
北京から車で約1時間半のワイナリーは、フランスとの共同事業としてワイン造りを始めました。
中法庄園 李靭CEO(最高経営責任者)
「フランスから導入した品種の中に、フランスでは普通でも中国で優秀になった品種がある。この土地の土壌や気候に非常によく適応し、とても良いワインを造れる品種となった。気温や気候の変化によって、良い産地となってきた」
日本市場向けに買い付けている日系企業のバイヤーもワイナリーの視察に訪れています。
上海国分営業統括部 遠藤真紀副部長
「フランスやイタリアのタイプとは違った力強さや土地の強さみたいなものを感じる」
このワイナリーでは、フランスに留学経験のある中国人技術者が醸造し、約30年間試行錯誤しながら、この土地に合うワインを造り上げてきました。
ソムリエの資格を持つバイヤーも中国ワインの成長に注目しています。
上海国分営業統括部 遠藤真紀副部長
「(中国ワインは)まだまだ発展途中だが、ブラインドテストをすると、フランスのものなのか中国のものなのか分からない人もいるし、そういう意味ではクオリティーが上がってきていると感じる」
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