日本三大花火大会の一つ、新潟県の長岡まつり大花火大会が2日から始まりました。30万席を超える有料席を販売し、収益化に成功しています。その一方で、存続が危ぶまれる花火大会が全国で相次いでいます。
■夜空を彩る2万発
夜空を埋めつくすほどの圧倒的なスケールで打ち上げられる花火。
放送アナウンス
「熊本地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます」
「これからもフェニックスは平和と復興のシンボルとして羽ばたき続けます」
打ち上げを前に熊本地震の復興を願うメッセージがありました。
長岡まつり大花火大会は、2日間にわたって開催。およそ2万発の花火が夜空を彩る壮大な光景に会場から大きな歓声が上がりました。
長岡花火大会は全席有料化し、観覧料収入を運営に充てています。この花火大会が地域の経済を動かす力になっています。
こうした「収益化」に活路を見いだす地域がある一方で、深刻な財源不足から、花火大会の開催そのものが危ぶまれる地域もあります。
■富士五湖花火大会
山梨県の富士五湖の一つである西湖に来ました。こちらでは2日、花火大会が開催される前に雨が降り、傘を差している人や車に戻る人がいました。
花火かと思いきや…会場は激しい雷雨に見舞われました。しかし、打ち上げ直前に雷雨は弱まり、無事に開催することができました。
富士五湖を舞台に、今月1日から5夜連続で行われる夏の花火大会。2日は西湖で開催され、花火が湖畔の夜空を彩りました。
キャンプしていた家族
「花火きれいだった」
「遮るものがないので、すごい良かったです」
アメリカ人の家族
「違う色の花火がたくさんあって、今まで見た花火で一番きれい」
「アメリカでの花火よりもっとよかった!」
■「財政難」支援募る
今年も無事に開催されましたが、実は財源不足により、開催が困難な状況に直面していました。
富士河口湖町観光連盟 堀内貴丈理事長
「最近の物価の高騰とですね、また人件費等が上がりまして、かなり花火代が上がったりと経費が上がってしまいまして」
今年は警備にかかる人件費や、花火の原材料費などが高騰している影響で、経費が例年よりおよそ15%増えたといいます。
また、県のルールで有料席や有料駐車場の導入が禁止されていて、観覧料による収入を確保しづらいという課題もあります。そこで思いついたのが。
「クラウドファンディングを行っています。町でみんなから集めている協力金だけではちょっとできませんので、全国の皆さんに長い間続いているこの花火大会を続けられるように協力を求めさせていただきました」
しかし、資金不足の影響は大会の運営にも表れていました。
今年は無料駐車場を拡大しましたが、予算の制約から、十分な数の警備員を配置できず、渋滞が発生しました。
さまざまな問題を抱えながらも「富士河口湖町の花火大会」を続けようとする理由とは…。
「(大正時代から続く)かなり歴史ある伝統の花火大会で、これからどんどんいい形を作りつつ、永続的にずっと続けられる花火大会にしたいというふうに思っております」
(2026年8月3日放送分より)







































