続いて9月の知事選挙に関するニュースです。9月13日の投開票まで3か月を切った中、出馬を表明している現職・玉城デニー知事と新人で前那覇副市長の古謝玄太さんがそれぞれ事務所開きをし、選挙に向けた体制を固めています。
玉城デニー知事「それぞれの場所で、それぞれの想いと形で、一緒に前進していく豊かな平和で、誇りある沖縄を作っていくための未来へのきょうが、キックオフ、スタート」
今月14日に事務所開きにあたる集会を開いた現職の玉城デニー知事。那覇市内の会場には、県政与党関係者や、後援会関係者が集まり、3期目の県政継続に向けて意気込みを語りました。
玉城デニー知事「よくパイプ論というのが選挙になると出てきます」「大きなお金が流れてくるときには、一緒についてくる人もたくさんいる。そして彼らが持って行ってしまう。沖縄には半分しか残らない。そういうパイプでいいのか」

「政府とのパイプ」を強調してきた保守系をけん制するような発言も。2期8年の県政を、職員と財源について議論しながら進めてきたと述べています。成果としては、高校生のバス代無償化や補助の対象拡大、中学卒業までの通院窓口無料化などの取り組みを紹介。
玉城デニー知事「人権を尊重し、平和を尊び、自然への畏敬の念を持ち、そしてウヤファーフジを敬いながら、他者の痛みに寄り添う、チムグクルある私の3期目の政治のゆくえに、是非皆さんの力をお貸しいただきたいと思います。よろしくお願いします」

ウチナーグチを交えた挨拶はこの日も健在、歴代県政でも数少ない3期目の挑戦に向かって走り出しました。
古謝玄太氏「誰もが挑戦できる沖縄を作りたい。20年前に抱いたこの志は変わらない」
一方、現職に先んじて先月26日、事務所開きを行ったのは新人で前那覇市副市長の古謝玄太さん。ことし2月に副市長を辞職し、3月、正式に出馬を表明します。この間、離島地域も含めて県内各地を巡り、意見交換を重ねてきたといいます。

古謝玄太氏「正直言って、今の県政では何も動かない。何とか変えてほしい。一言でいえば、今の県政は停滞しているという声をいただいている」
事務所開きのあいさつでは、県政が経済界、市町村、中央政府と分断されているとし、全国との所得格差拡大やインフラ政策の停滞を招いていると指摘しました。そのうえで、物価高対策や物流コストの低減、経済界や基地所在自治体などが基地の跡地利用などを進める「ゲートウェイ2050」との連携などを打ち出しています。

古謝玄太氏「県政奪還、県政刷新、沖縄を前に。ともに希望溢れる沖縄を創っていくために、ここから9月13日まで、全力で走りぬいて参りますので、応援のほどをよろしくお願いします」
那覇市内のホテルで実施した事務所開きには、経済界や各団体、保守系の市長のほか、自民党県連関係者が出席。「県政奪還」をスローガンに決意を新たにしました。
また、県知事選挙では、農業従事者で会社代表の木下隆政さんも出馬を表明しています。
3期目を目指す玉城知事に、古謝さんら新人が挑む構図が予想される9月の知事選挙。4年間のかじ取りを担う選挙に向けた準備は着々と進んでいます。







































