食品の値上げが続いています。11月も多くの商品の値上げが相次いでいます。一体いつになれば落ち着くのか、その出口が見えてきました。
■去年の10倍規模 飲食店悲鳴
80代女性
「(Q.今月“10倍”になったもの)うーん何でしょう…野菜かしら。10倍になろうが20倍になろうが必要なものは必要」
60代女性
「(Q.今月“10倍”になったもの)えー何だろう。本当に分からなくて、でも家庭の負担が10倍になるとか税率とか何とか物価高で」
実は「10倍」というのは、今月に値上げされる飲食料品の品目数を去年と比較した数字です。去年11月はわずか150品目だったのが、今年は1477品目と約10倍になっているのです。
新鮮市場 東本郷店 飯田智成店長
「調味料はこちら。(先週は)月末だからかもしれないが、結構、売れている。なんやかんや(値上げ前の)駆け込みがあったのかなと」
帝国データバンクによりますと、11月の値上げを分野別に見た場合、調味料の644品目が最も多くなっています。
新鮮市場 東本郷店 飯田智成店長
「(消費者は)必要だから買うという…。お店としては『これ安いよ』と言いづらくなってきた」
スーパーには値上げを知らせる大量の紙が次々と届いています。
新鮮市場 東本郷店 飯田智成店長
「今回で言うと8枚ですね。(値上げ商品の)問屋さんの一覧を出してもらって、これぐらい上がると報告を受けた。ほとんど売れ筋」
看板メニューに使う材料が軒並み値上がりしてしまったという飲食店もあります。
宮崎料理「新宿みやこんじょ」 廣底龍代表
「値上げの情報がありすぎて追い付いていない。追い付いていない」
東京・新宿で宮崎料理を提供して45年の店。一番人気の郷土料理「チキン南蛮」に使われている材料を見てみると、なんとほぼすべてが値上がりしているというのです。
宮崎料理「新宿みやこんじょ」 廣底龍代表
「直近だとマヨネーズ(1本)50円くらい上がった。50円だけでみるとそうでもないが…年間何千食と作っていくと額は大きくなる」
チキン南蛮は現在、1000円を切る950円という価格で提供していますが…。
宮崎料理「新宿みやこんじょ」 廣底龍代表
「(仮に値上げをして)1000円を超えるのは一つの区切り。なかなか踏み込めないけど考え時かなというのはある」
■価格高騰「最悪期は今」
いつになったら値上げには歯止めがかかるのか、専門家に聞きました。
野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト 木内登英氏
「この夏場以降の急激な物価上昇率の加速は春以降の原油価格の高騰の影響が表れているもの。ただ、そのピークは恐らく9月から11月あたり。物価安定を実感できるのは、しばらく難しいが最悪期は今、このタイミングで過ぎつつある」







































