ウクライナ侵攻でプーチン政権を批判しロシア国営放送を退職した元キャスターが都内で会見を開きました。11月には戦争に加担することの葛藤を描いた映画が公開されます。
ロシア国営放送「第1チャンネル」で海外特派員やニュースキャスターを務めたジャンナ・アガラコワ氏が先月30日、日本記者クラブで会見し、ウクライナ侵攻を「ロシアにとっての自殺行為だ」と批判しました。
ジャンナ・アガラコワ氏
「プーチン氏は経済的にも政治的にも、評判としても、ロシアに大きな損害を与えた。『ロシア』という言葉は今や世界中で侵略や戦争、危険を意味するようになった」
アガラコワ氏は2025年にロシア政府から「外国の代理人」に指定され、事実上の亡命生活を送っています。
今もロシア国営放送で働く人々に対しては、「全員がプーチン氏の共犯者である」と非難しました。
アガラコワ氏が監督を務めた映画「さよなら、私のロシア」では、国営放送で働いていた当時、祖国ロシアを愛しつつもプーチン政権のプロパガンダに加担することに悩む姿が描かれています。
アガラコワ氏が書く記事を娘のアリーチェさんが「プロパガンダ」と揶揄(やゆ)し口論になる様子もあり、アガラコワ氏は「ショックを受けたが、私がプロパガンダを発信していると10代でも分かることに驚いた」と当時を振り返りました。
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