災害級の危険な暑さが続いています。福岡・博多では観測史上初の40℃を超えました。その一方、26日も各地でゲリラ雷雨が発生しています。
■列島各地 記録的な猛暑続く
福岡県を襲った猛烈な暑さ。博多では気温が40.4℃まで上がり、観測史上初となる酷暑日となりました。
街の人
「(Q.福岡市で初めて40℃超えた)えっ、知らなかった」
「超えたんだ、初めてですよね」
「暑いと思った」
「暑いですよ」
「40…あしたから学校なので心配」
全国で酷暑日となるのは今月3日以来、23日ぶりです。26日は太宰府でも酷暑日を記録しています。
日本列島は夏の太平洋高気圧に覆われ、各地で猛烈な暑さとなりました。
大分県日田市では26日で2週間連続の猛暑日となっています。
■西日本で水不足 ダム渇水も
こうした記録的な猛暑で深刻さを増しているのが渇水です。
高知県の永瀬ダムの普段の様子です。青々と水を蓄えていますが…26日の映像を見ると、だいぶ水位が下がっているのが分かります。
午前の段階で貯水率は34%にまで減っていました。
高知県 永瀬ダム管理事務所 山下智所長
「永瀬ダム流域は8月の平均値と比べ、きょうまでの雨量は25%程度。仮に雨が降らなければ9月下旬には貯水率0%になることが推測されている」
7月中旬以降の降水量のデータを見ると、東日本は台風や湿った空気の影響で平年並みか、それ以上になっている一方で、西日本は平年比30%未満を示す茶色で埋め尽くされています。
■「出荷できない」名産みかん危機
かんきつ農家 池本俊江さん
「これは落としてしまわないといけないやつ」
記録的な少雨の渦中にある愛媛県のミカン畑。生産者は危機に直面していました。
池本俊江さん
「もう水不足、葉が縮まってしまう。こういうふうに割れも出てくる」
被害はひび割れだけではありません。本来であればこの時期、青々としているはずですが、日に焼けて黄色く変色し始めたミカンも多くあります。
池本俊江さん
「これ全体が黄色いでしょ、上が。これはもう落とさないといけない、出荷もできないし腐るだけなので」
このまま雨が降らないと、生活が立ち行かなくなると池本さんは不安を抱えています。
池本俊江さん
「勘弁してくれ、10日に1回くらいは雨が降ってほしい。立秋を過ぎたことだし、秋になってもいいのではと(ミカンに)話しかけているんだけど、もうちょっと頑張れよと言いながら」
■きょうも各地でゲリラ雷雨発生
猛暑の一方で、局地的に激しい雷雨となったところも。
午後5時ごろ、酷暑日を記録した福岡市に巨大な雨柱が現れました。そして稲光も。
暗く分厚い雲の下では横殴りの激しい雨です。
糸島市では雨に混じって氷の塊も降っていました。
この2時間前にも福岡県内で激しい雨と風が。その中で、何かが飛ばされていきます。よく見ると家庭用のプールのようです。
宮崎県でも一時、アスファルトをたたき付ける激しい雨が降り、周囲の景色が白く霞んでいました。
■今年は注意「多雨疲労」対策は
突然降る大雨に、街では…。
70代
「なんか疲れちゃう。頭痛、めまい、耳鳴りもする」
40代
「雨降るかもと思うと頭が痛くなり、その後、降る」
実は今、雨が続くことで体の不調を感じる人がいます。
先月、都内を襲ったゲリラ雷雨。その翌日、男性はクリニックへ…。
50代
「夕方の雨にあたってからおかしい、何やるのもおっくうになる」
医師が告げたのは…。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「多雨疲労が関係しているかもしれない。雨が多いと、自律神経も体も疲労してくる」
多い雨と書いて「多雨疲労」。
雨の日は気圧が下がり、湿度は高くなります。こうした環境の変化で自律神経が乱れ、体の調子が悪くなることがあるといいます。
伊藤博道院長
「頭痛、倦怠(けんたい)感、めまい、耳鳴り、便秘、下痢」
今年は注意が必要です。都心では、過去30日の雨量が平年の2倍以上。
30代
「気圧なのか分からないが、雨降ると頭痛い。もう疲れが取れない。夫も倦怠感、力が入らないと言っている」
では、多雨疲労を防ぐには、どうすればいいのでしょうか。
伊藤博道院長
「腸内環境を整えるような発酵食品や食物繊維が重要」
さらに、院長が勧めるのが、耳のマッサージです。
伊藤博道院長
「耳たぶをつかんでシンプルにぐるぐる、前から上を通って後ろを10回ほど回して」
耳たぶの中心をつまんで、前から後ろへ10回。反対方向にも10回、回します。
母親(40代)
「血流が良くなる感じ。痛気持ちいい感じ」
息子(小学2年生)
「気持ちいい」







































