円安への警戒感はアメリカも同様です。協調介入したアメリカが日銀に利上げを促す考えをにおわせました。日本へのプレッシャーなのでしょうか。
■アメリカ“円安”にプレッシャー?
アメリカのベッセント財務長官が4日、アメリカのCNBCのインタビューで円安是正に向けた日本の対応が必要だとの考えを示しました。
米 CNBCのインタビュー ベッセント財務長官
「介入で市場にシグナルを送ることはできる。だが、最終的に決め手となるのは政策だ」
そして、日本銀行に追加利上げを促す考えを示唆しました。
ベッセント財務長官
「(日銀の)植田総裁とは15年以上の付き合いがあるが、彼は必要な措置を講じると信じている」
日銀が金利を上げることで円高につなげたいのです。
為替に関しては3日、28年ぶりの円を買う日米協調介入が明らかになっています。
これは先月30日の消費減税表明後に実施されました。
野村総研 木内登英さん
「円安を加速させかねないイベントに合わせて、日米で協調介入することを事前に申し合わせていた可能性がある」
そこにもアメリカのメッセージがあった可能性があります。
野村総研 木内登英さん
「裏では為替の安定、金融市場安定のために『日本も努力せよ』というのが一種の交換条件になっている」
アメリカではトランプ大統領が繰り返し、中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)に対して利下げを要求しています。
トランプ大統領
「我々の金利は世界一低くあるべきだ」
金利が下がればドルを持つ魅力が下がり、ドル安につながるからです。
野村総研 木内登英さん
「トランプ政権は貿易赤字削減のためにドル高を修正したい思いが強い」
ただ、FRBはなかなかトランプ大統領の要求に応じていません。
野村総研 木内登英さん
「金融政策は多数決で決まるので、(利下げ)は難しいと。トランプ大統領も難しさを痛感したうえで、今度は円安修正に動いてきた、あるいは日銀の利上げを促す方に戦略を変えてきた側面がある」
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