台風25号の被害が各地に残るなか、新たに台風26号が発生しました。週明けにかけて沖縄方面に、関東にも影響の恐れが出てきました。
■台風25号 きょうも影響続く
千葉県鴨川市では土砂崩れに巻き込まれ、行方が分からなくなっていた70代男性の死亡が新たに確認されました。
千葉県と神奈川県の死者は、合わせて11人になっています。また、今も3人が行方不明です。
台風25号の大雨で交通機関にも甚大な被害が。
JR内房線では複数箇所にわたって土砂崩れが起きています。土砂が線路をふさいでいます。かなり大きな木が線路をふさいでいます。
線路は崖沿いにあり、脇には川が流れています。土砂は線路を越えて川の方まで流れています。
JR東日本によりますと、土砂の流入に加え、線路の冠水や倒木など、被害が広範囲にわたり確認されました。
房総半島の西側と南側をつなぐ内房線では、現在、姉ヶ崎駅から安房鴨川駅までが運転見合わせとなっています。
姉ケ崎駅から木更津駅間は、復旧に少なくとも3カ月以上を要するとしています。
JR内房線 利用者
「きょうは午前5時半すぎに自宅を出て、妻に(車で)送ってもらって姉ケ崎駅まできた。普段は君津駅からきているが、内房線の一部の区間が使えないので、ここまで来れば電車に乗れると思って送ってもらった」
JR東日本は28日以降、バスによる代行輸送を検討するということです。
台風25号の影響で堤防が決壊した印旛沼。周辺では24日、火災が発生しました。
ヘリコプターの取材カメラが冠水したソーラーパネルから煙が噴き出す瞬間を捉えます。
午前8時半すぎ、成田市にある太陽光発電施設で「ソーラーパネルが燃えている」と複数の通報がありました。
現場は、堤防の一部が決壊した北印旛沼のすぐ近くです。
ソーラーパネルの周りには、田んぼが広がっていますが、24日はソーラーパネルの下まで水があるのが分かります。23日、空から撮影した映像と比べてみると、一日経って水位が下がっていることが確認できます。
消防によりますと、水が引いたことによって、ソーラーパネルの下にある電気設備の一部がショートして、火が出たとみられるということです。
印旛沼の周辺では、水害で多額の損害が出ています。
22日、沼の近くでニシキゴイを養殖する会社がボートから撮影した映像には車が半分、水につかっています。
歩いては近付けないなか、被害を確認するため、養殖場へ。この会社では、ニシキゴイなど、およそ10万匹を育てていたといいます。
ニシキゴイは、鮮やかな色彩から「泳ぐ宝石」とも呼ばれていて、観賞用として高値で取引されています。この養殖場のすぐそばに印旛沼があり、今回の水害で飼っていたニシキゴイや稚魚が流失してしまったのです。
ニシキゴイを養殖 谷養魚場 谷健治さん
「池の水位より上がっているので、全部(ニシキゴイが)外に出た。その辺に魚がいっぱいいると思う。コイの金額や施設が全部ダメだったら10億円近い(被害)。65年以上経つがこんなこと初めて」
台風25号の被害が、次々と明らかになっていくなか…23日の夜、台風26号が発生。週末以降は暴風域を伴って沖縄に近付く恐れがあります。
関東など離れた地域でも台風が刺激する秋雨前線の影響で、週末は広く雨が降るため注意が必要です。







































