アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)は政策金利を0.25%引き上げると決定しました。利上げは3年2カ月ぶりです。
トランプ大統領が執拗(しつよう)に利下げを求めるなか、ウォーシュ議長はインフレとの戦いを優先し、ついに利上げに踏み切りました。
中東情勢が悪化するなか、原油価格が再び上昇し、アメリカではインフレ圧力が強まっています。
ウォーシュ議長は「物価の安定に重点を置く」と述べ、利上げによりインフレの再加速を抑えたい考えです。
そして、マーケットは利上げを受けて円相場は一時、156円台に円安が進みました。
また、NYダウは一時、800ドル以上下落しています。
一方で、トランプ大統領は日本時間17日午前、「アメリカの金利は1%以下であるべきだ」と強く反発しています。
FRBは今回、年内にあと1回利上げを行う見通しを示しましたが、今後トランプ氏の圧力が強まるかどうか市場は注視しています。
さらに、次の焦点は日銀の利上げです。アメリカのエコノミストは政策金利を1.5%から2%程度まで引き上げる必要があるとの認識を示しました。
元S&Pグローバル副会長 ポール・シェアード氏
「日銀が目指すべき自然な水準は1.5%から2%の間あたりではないか、そこまで到達したうえで十分なのか、行き過ぎなのか検討することになる」
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