カンボジアでの臓器移植手術をあっせんしたとしてNPO法人の元理事長らが逮捕された事件。カンボジアを取材すると、東南アジアの臓器売買を巡る実態が明らかになってきました。
■東南アジア“臓器売買”の実態
過去に臓器移植が行われたとされるカンボジアの国防省が管轄する病院です。
病院のことを知る人
「カンボジアでは悪い軍人とかがいるから、お金を取って違法なことをするのはよくあることです」
カンボジアでの臓器移植の手術をあっせんしたとして、NPO法人の元理事長らが逮捕された事件。
取材を進めると、臓器移植の実態が徐々に明らかになってきました。
3年前、インドネシアで人身売買業者らが100人以上の市民をカンボジアに送り込んだとして逮捕されました。
ほとんどはコロナ禍で職を失い、生活費を得るため、臓器の売却に同意せざるを得なかったといいます。
当時、担当した弁護士に話を聞くことができました。
ジュリアヌス・ハラワ弁護士
「彼らは結局、腎臓を売るという道を選んだ。1人あたり約120万円、さらには180万円前後受け取ったケースもありました」
東南アジアでは国をまたいだ臓器売買が行われ、コロナ禍以降、生活苦から臓器を売ろうとする人が増えているということです。
ジュリアヌス・ハラワ弁護士
「中には親の世話をする必要があったと理由をあげる人もいました。親が病気で治療費が払えず、唯一の手段として自分を犠牲にするしかなかったと。実際には絶対にやってはいけないことです」
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