ハンタウイルスについて、アメリカでは41人が感染した疑いがあり、経過観察が行われています。一方でWHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は会見で「一般市民に感染が拡大するリスクは依然として低い」と話しています。
■症例増加も「拡大リスク低い」
テドロス事務局長
「きょうの時点で、3人の死亡を含む合計10人の症例がWHOに報告されています」
日本時間の15日午後10時すぎに会見したWHOのテドロス事務局長。改めて「ハンタウイルスが世界の人々に及ぼすリスクは低い」としたうえで、次のように語りました。
「潜伏期間は最長6週間と長いため、今後数日でさらに多くの症例が報告される可能性があります」
アメリカCDC=疾病対策センターは14日、電話で会見を行い、国内のハンタウイルスの状況について次のように発表しました。
デイビッド・フィッター医師
「現在アメリカ国内で経過観察中の人は41人います。観察下に置かれている人々のほとんどが、ハイリスク曝露(ばくろ)者と考えられていることを改めてお伝えします」
経過観察が必要とされたのは41人。医療施設などに収容された18人のほか、集団感染が判明する前にクルーズ船から下りていた人、さらに、感染が確認された人と同じ飛行機に乗っていた乗客が含まれています。
医療施設にいる18人以外は、自宅などで42日間、隔離状態で過ごすことが推奨されていて、体調に変化があった場合は、すぐに当局が対応できるようになっているということです。
一方、アメリカ国内で何人が検査を受けたのかという質問に対してはこう答えました。
「今私に言えることは、アメリカ国内では症例は出ていないということです。検査についてはプライバシー保護の観点から、ここでは差し控えたいと思います」
感染源を特定するため、専門家らは来週、クルーズ船の出発地、アルゼンチン南部のウシュアイア周辺でネズミなどげっ歯類を捕獲して感染の有無を確認するなどの調査を開始する予定です。
(2026年5月16日放送分より)
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