琉球朝日放送の第310回番組審議会が7月14日火曜日午後4時より琉球朝日放送で開催された。冒頭、新任の波平智成委員へ委嘱状が交付された。続いて、10月に開催される第95回系列24社放送番組審議委員代表者会議で議論されるテーマ「生成AI・SNS時代におけるテレビの『価値と責任』~革新技術とどう向き合うか~」について審議が行われた。事務局報告では視聴率報告及び視聴者応答(6月分)について報告があった。意見の概要は以下の通り。

AIを編集などに活用し、使用箇所を視聴者に明示し人間の価値判断と創造性を重視すべき。SNSとも連携し、信頼性と視聴者に寄り添う情報発信を目指す。

生成AIは補助ツールとして積極活用すべきだが、著作権や肖像権に配慮する必要がある。SNS素材は真偽を徹底確認し、放送の信頼性を守ることが重要。

生成AIは業務効率化や分析に有用だが、人の思考や職人技も不可欠。テレビ局は地域に根ざした情報発信と価値提供を進化させるべきだ。

AIは不可欠だが、人によるファクトチェックと適切な運用が重要。放送局は挑戦と信頼性の確保を両立し情報発信を続けるべきだ。

AIやSNSのデマ・ディープフェイクに対し人の検証を徹底し、正確で信頼できる情報と独自のコンテンツを届ける役割がある。

生成AIに代替できない取材や当事者の声を生かし、地方局は一次情報の創出と信頼性を高めるべき。住民参加、教養の醸成、地域文化・アイデンティティの継承も重要である。

生成AIの時代だからこそ、テレビは徹底した裏取りによる信頼性を守り、AIを補助的に活用しながら、人の創造性と地域に根ざした深い取材の価値を高めるべきだ。

出席委員 豊川明佳・伊佐香菜子・上地球二・粟国雄一郎・宮里一行・波平智成
欠席委員 島袋昭彦(レポート提出)