琉球朝日放送の第305回番組審議会が2月10日火曜日午後3時30分より琉球朝日放送で開催され、課題番組「QAB開局30周年スペシャルドラマ『首里で冷まして~琉球菓子恋物語~』」〈2026年1月2日(金)午後3時00分~午後3時55分放送〉について審議が行われた。事務局報告では視聴率と視聴者応答(いずれも12・1月分)について報告があった。意見の概要は以下の通り。
ドラマ作品として非常に質が高く、映画を見た後のような充実感があった。家族愛や友情の中に淡い恋物語が描かれていて、高校生らしい初々しさも表現されていた。
高校生の演技が自然でとても良かった。湯気が立っている感じやカメラワークなど、実際の店舗の雰囲気が出ていて良い導入部分だった。
首里城火災と主人公のお母さんが亡くなった因果関係が分かりづらかった。恋心を表すシーンには感銘を受けた。
高校生の恋物語を通じて、お菓子の歴史や奥深さを描いていて、新しい切り口のドラマになっていた。一部ストーリーが駆け足で、感情移入しにくいところがあった。
伝統菓子の紹介を何故ドラマにしたのか、何を伝えたかったのか、よく分からないと感じた。
沖縄の若手アーティストに発表の場を与えたことも意義深い。番組最後の嘉数仁然さんが菓子店を訪れる場面はとても良かったが、歴史的な解説など、お菓子に絡めたコメントをもう少し入れてほしかった。
まち並みや伝統菓子の製法を映像で美しく、丁寧に描いて、魅力を再認識する良い機会になったのではないか。
出席委員 豊川明佳・伊佐香菜子・島袋昭彦・仲村直将・比嘉葉子・上地球二・粟国雄一郎