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中国政府が半導体製造に使う日本産の特殊ガスに対し、不当に安く輸出するダンピングがあったと暫定的に認定したことでガスを取り扱う関係者からは不安の声が上がっています。
中国商務省が複数の日本企業に対して7日、不当に安く輸出するダンピングを暫定的に認定したのは主に半導体製造で用いられる特殊ガス「ジクロロシラン」です。
このガスを取り扱うある日本企業の駐在員は、パソコンやスマートフォンなどに欠かせない半導体を製造する際、シリコンの薄い膜を何層も重ねていく重要な工程でこのガスが使われると説明します。
日本産は中国産に比べて品質が良いとされていますが、今回の政府の動きを受けて中国企業の間では、今後は中国産に切り替える可能性も出てくるとみています。
中国では半導体産業は成長を続けていて、「高品質のものを中国に売り込む日本企業としては、もしも輸出を閉ざされてしまうとやはり痛いのでは」といいます。
また、今後は「政治的なリスクも含め、ビジネスを構築しないといけないのかもしれない」とも話していました。
政府の認定は暫定的なもので、関係者は10日以内に異議申し立てができるとされています。
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