ネパール国境の大規模な土石流から1週間が経ちました。多くの作業員らが閉じ込められた水力発電所で生存者がいる可能性を海外メディアが報じました。
■数十人が生存の可能性
街は土砂にのみ込まれたままです。
ネパールと中国の国境付近で起きた大規模な土石流から1週間が過ぎました。
ヘリコプターが救助に向かったのはネパールのラスワ地区にあるトンネルです。
地元住民
「土石流が襲った時、トンネルの中には30人ほどがいたと聞いている」
暗いトンネルの中では…。
捜索隊
「誰かいますか、誰かいますか」
救助隊の必死の捜索が続いています。数十人が生存している可能性が出てきました。
ロイター通信はトンネル内に食料や水があることから「まだ数十人の作業員が生存している可能性がある」という施設関係者の見方を伝えています。
ラスワガディ水力発電所を運営 ネパール電力公社理事 シャヒ氏
「46人が生きていることを願っています。6階建ての建物のような構造になっているから」
ラスワガディ水力発電所は氷河の崩落地点から直線距離で約15キロの場所にあります。
その近くで撮影された映像には、猛烈な勢いの土石流が周囲の水力発電所の施設をのみ込む様子が映し出されていました。
そして今も数十人が生存している可能性があるトンネル。その内部はどうなっているのでしょうか。
捜索隊員
「ここからは無理だ。この道からは行けない。水位もかなり高い」
別のルートを探りますが、前に進むことができません。
捜索隊員
「1台ドローンを送って先に進みます」
すると…。
捜索隊員
「そこ、トンネル崩れています」
この日の捜索はいったん中止に。
この土石流ではネパール側と中国側合わせ、これまでに1200人以上が死亡。5000人以上の行方が分かっていません。
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