栃木県上三川町の強盗殺人事件で、指示役の夫婦と実行役の少年らとの関係が少しずつ明らかになってきました。逮捕された少年の一人は「夫婦に頼まれた」と供述しています。
■「殴りかかろうと」夫婦素顔
近隣住民が「相手の方に、殴りかかろうとしたような感じ」と話すのは、指示役の竹前海斗容疑者(28)についてです。
先月、自宅近くで、自身の車とバイクが接触するトラブルを起こし、相手に迫る姿を目撃されていました。
この時は、妻の美結容疑者(25)が止めに入りましたが、警察も駆けつける事態になったといいます。
14日、竹前容疑者夫婦から指示を受けたとみられる、16歳の高校生4人が、栃木県上三川町の住宅に押し入り、富山英子さん(69)が殺害された強盗殺人事件。
英子さんの体には、20カ所以上の刺し傷があったといいます。竹前容疑者夫婦と高校生4人との関係性が徐々に明らかになってきました。
逮捕された少年の1人
「夫婦に頼まれた」
少年のうちの1人が、事件前から容疑者夫婦と知り合いで、夫婦は少年らに犯行に使われたと思われる高級車を貸したとみられています。
■実行役少年 高級車で誘う?
夫婦の家の近くで、住民にたびたび目撃されていた白の高級車。犯罪に使うには目立ちすぎるように思いますが、専門家はこのように話します。
元警視庁捜査1課 刑事
佐藤誠氏
「これ不自然でしょ。高校生でしょ。こんな車に乗るのはありえない。この車に意味があると思う」
専門家は、容疑者夫婦が少年らにあえて高級車をあてがった可能性があると指摘します。
「子どもというのはこういう車を見せて、すごいぞ、こういうのに乗れるんだぞと、犯罪は金になるんだぞと、象徴みたいな。半グレやこういうグループは、外車が力の象徴。こういう車に乗るとどうなるかというと、非現実になる。彼らの気持ちとしては。目出し帽だとか、凶器を出すとか。普通の日常ではなく、非日常になるような道具のような感じがした。単なる移動手段ではなくて」
警察は、竹前容疑者夫婦よりもさらに上位の指示役がいるとみて、捜査を進めています。
(2026年5月19日放送分より)







































