大西洋を航行中のクルーズ船で発生した「ハンタウイルス」の集団感染の疑いを巡り、WHO(世界保健機関)が「ヒトからヒトに感染した可能性がある」と発表しました。
4日、WHOはアルゼンチンを先月1日に出発し、大西洋を航行中のクルーズ船で肺炎などを引き起こすハンタウイルスに感染した疑いの3人が死亡したと発表していました。
オランダ国籍の夫婦とドイツ国籍の男性の合わせて乗客3人だとということです。
今月5日、WHOは会見で「濃厚接触者の間でヒトからヒトに感染した可能性がある」と発表しました。
最初に発症した乗客は潜伏期間を考慮すると先月1日にアルゼンチンから乗船する前に感染していた可能性があるということです。
WHOはハンタウイルスについてヒトからヒトへの感染はまれで、インフルエンザや新型コロナウイルスとは全く異なるため一般市民に感染が拡大するリスクは低いとしています。
クルーズ船内には乗客乗員約150人が残っていて、日本人も1人含まれます。
船は現在、アフリカのカーボベルデの沖合に停泊していて、今後、スペインのカナリア諸島に向かう予定です。
ハンタウイルスはネズミなどげっ歯類の尿や糞(ふん)などに触れることで感染し、熱や胃腸症状から肺炎などの呼吸器疾患に進行するウイルスで、年間数千件の感染が確認されています。
ヒトからヒトへの感染は一般的ではありませんが、過去には南米で濃厚接触者によるヒトからヒトへの感染が報告されています。
画像:ハンタウイルス(資料)
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