イスラエルの総選挙ではアラブ系の政党が躍進し、今後の政局を左右する可能性も浮上しています。陣営の担当者が取材に応じ、「現政権の阻止勢力になる」と訴えました。
イスラエル中部にあるクファー・カシムは、アラブ系の住民が多く住む地域です。
前回の選挙よりも投票率は20ポイント上昇し、85%に達したといいます。
こうした票の積み重ねが、今回の選挙ではアラブ系政党の躍進につながったと陣営の担当者は語ります。
アラブ系「共同リスト」陣営責任者
アデール・アメール氏
「出口調査全体が明確に示していることで、国民はネタニヤフ首相のファシスト政権を望んでいない。組織犯罪を終わらせるために、予算の差別やガザでの大量破壊、そしてヨルダン川西岸の民族浄化に反対する」
出口調査では与野党ともに過半数に届かない公算で、アラブ系政党が今後の鍵を握る可能性が出ています。
ただ、現段階では水面下での連立交渉の働き掛けはないと明かします。
アデール・アメール氏
「現政権への阻止勢力となり、社会と人々に安全網を提供する政府を支持する用意がある。野党アイゼンコット氏に『共同リスト』と現政権を倒し、代替政権樹立のためのよりどころとするよう求める」
野党はアラブ系の政党と重要な決議で支持を得る「閣外協力」などの形で政権を取る選択肢もありますが、調整は難航しそうです。
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