これまで簗農林水産大臣(47)の続投を強調してきた高市総理大臣。13日、去就を巡って判断に変化が見られました。
これまで簗農水大臣の「続投」を明言してきた高市総理ですが、変化の兆しが…。
高市総理大臣
「新たにシャトルバスの話ですとか、そういったことが出て参りました。きょうは(テレビ)中継も入っております。多くの国民の皆様に納得していただけるような説明を求めたいと思っております」
衆院選で自身を支援しなかった自治体の予算を「カットした」などと発言した問題。身内の自民党からも厳しい声が上がっています。
自民党 田村政調会長代行
「選挙に負けた地域だから、首長さんが応援してくれなかったからなどで、予算を削減するなんてことを政治家がするなんてことは信じられないんですね。あり得ない話なんです」
簗農水大臣
「(国交省に)予算の減額を求めたといった事実は一切ございません。発言をしたことに対して改めて撤回をして、不適切であったと真摯に受け止めて、おわびを申し上げたいと」
公明党 中野政調会長
「与党からも厳しいご意見がありました。適切な適性をもった方に代わっていただくべきではないかと思いますが」
高市総理大臣
「簗大臣の地元での発言は、もうあれが事実であるとしたら本当に不適切なもので、本当にダサいと思います。その人が行政の運営をしていっていいのかどうか、というこうとも含めて私はしっかりと考えさせていただきますけれども」
その簗大臣には選挙の時、支援者をシャトルバスで無料送迎していた疑惑も浮上。有権者に利益を供与する公職選挙法に抵触する可能性も指摘されています。
簗農水大臣
「スタッフが選挙管理委員会にこのバスを借り上げる前に確認をして、会場費の一部として計上するものと回答を踏まえて、そのように計上したと報告を受けております」
シャトルバスの無料送迎については事前に選挙管理委員会に違法性はないと確認したと説明。ところが…。
民主改革の会 山岡達丸議員
「私たちの方で栃木県の選挙管理委員会に確認をさせていただきました。問い合わせがあったとの記録は残っていない。担当者にも確認したら、その記憶もない。そして、こうもおっしゃられました。やる前に聞かれたら『違反になると答えるはずです』と。(バスを)借り上げる前に『確認したんだ』とおっしゃいました。虚偽答弁ですか」
簗農水大臣
「当時の経緯について私なりに確認をしたところ、選管に確認を入れたと、照会を掛けたと。スタッフからの話がありましたので、そのように答弁を致しました」
民主改革の会 山岡達丸議員
「任命責任は高市総理にある。これは避けられません。公職選挙法違反の疑いで捜査の対象にもなれば、農林水産政策の推進に集中できる環境でもなくなります」
高市総理大臣
「きょうシャトルバスの話が出ました。これは事実関係、けさからのやり取り、そして今のご質疑と答弁を聞いても私には全容が見えません」
その高市総理、こう本音を漏らしました。
高市総理大臣
「今回は簗さんに農林水産行政を任せよう。そういう強い思いで私は簗農林水産大臣を選びました。何かスキャンダルが出ました、今追及を受けています。だからばっさり切り捨ていいという状況にはないんです。でも仮に違法性のあるようなことがあれば、その時に私はちゅうちょは致しません。だから、もう少し説明責任を果たさせてやって下さい。お願いします」
13日は続投させると明言しなかった高市総理。予算委員会が休憩に入った時、話があるのか簗大臣に一声掛けて委員会室を出ていきました。
自民党 閣僚経験者
「いつまでも辞めさせないせいで、もう手遅れだ。世論が高市総理を見放すことになる」
国民民主党 玉木代表
「早く潔く決着をつけてもらいたい。簗大臣がご自身で判断する時が近付いてきているんじゃないですかね」
そんななか…。
関文部科学大臣(61)
「どうも申し訳ございませんでした」
いわゆる「裏金問題」で処分を受けたものの、簗農水大臣とともに初入閣した関文科大臣にも問題が浮上しました。
関文科大臣が衆議院の内規で禁止されている議員会館内で政治資金パーティーを開いていたことが分かり、謝罪しました。
関文科大臣
「今後このようなことがないように猛省しまして十分、注意をして参りたいと思います。どうも申し訳ございませんでした」
衆議院議員会館では許可のない「商行為」は禁じられています。
関文科大臣
「パーティーですから商行為とはちょっと違うものかなと、私個人的に判断をしてしまっておりまして」
商行為とは違うと判断していた関大臣ですが、政治資金収支報告書によりますと、2020年は244万円の収入に対して支出は約4万円。おととしは81万円の収入に対して支出は約8万円と、会場費がかからないため、それぞれ開催費用の約9割が利益になっていました。
関文科大臣
「深く反省をして、二度とやらないと心に誓ったところでございます」







































