テレビ朝日では「未来をここからプロジェクト」の一環でSDGs企画をお伝えしています。バス運転手の人手不足はお隣、韓国でも深刻で、「自動運転バス」が深夜・早朝の市民の足を支えています。
午前3時半。ソウルのバス停に1台のバスがやってきました。車内を見渡しても普通のバスのように見えますが、運転席を見てみると…運転手はハンドルを握っていません。しかし、ハンドルは右に左に、自動で動いています。
乗車して15分ほどでほぼ満席になりました。モニターには外部センサーと連動して、車など周囲の状況がリアルタイムで映し出されています。
バス利用者
「(Q.どのような仕事をしている?)清掃員です。時間も良くてずっと乗っています。快適です。良いです」
市場関係者
「いつもこの時間に仕事に出掛けます。他のバスより早い時間に運行していて、私は朝型なので仕事時間が確保できます。技術が向上したので不安はないですが、運転手の仕事がなくなるのではないか、少し不安です」
ソウル市は3年前、世界で初めて深夜の自動運転バスの定期運行を開始しました。
背景にあるのは、バス運転手の人手不足と高齢化です。運転手のうち、60代以上の割合はおよそ3人に1人にもなります。
現在は特に運転手の確保が難しい深夜や早朝の時間帯に、市の中心部と郊外を結ぶ4路線を運行しています。
1日あたり100人ほどが利用しています。
自動運転システムを開発 Autonomous A2Z
ソン・ヘジンチーム長
「複雑な都市部で自動運転を行っているため、予測できない状況への対応が難しいです。(完全自動運転が導入された場合)安全性や信頼性がより重要になります」
ソウル市は2030年までに自動運転バスを500台に増やす計画で、将来的には24時間の運行を目指すということです。
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