関東甲信では今シーズン初めての冬日を記録しました。一方、北海道では高級魚が1キロ20円に。何が起きているのでしょうか。
■関東甲信 今季初の冬日に
日の出のまばゆい日差しに照らされ、木々の紅葉が色鮮やかに輝きを放ちます。真っ赤に染まった「ナナカマド」の葉。朝の冷え込みとともに秋が深まっています。
長野県の北八ケ岳、標高2100メートル以上にある「白駒の池」です。朝早くから、秋の絶景を楽しむ人たちの姿が…。
奈良から来た人
「奈良から来ている。住み込みで働いている。初めて来た時に、すごくこの池とこけが気に入って。日に日にぐっと赤くなっているので、こういうふうに紅葉するのだとびっくりしている。安らかな気持ちで過ごせている」
千葉からの観光客
「今回、初めて紅葉の時期に来たので、すごく感動している。きのうから星もきれいに見えた。水面にちゃんと映るからすごくきれい。空もきれいで天気も抜群。今までずっと雨が降っていたので」
「山粧う」季節が到来。8日は二十四節気の「寒露」です。暦通りの冷え込みとなり、夜明け前には湖畔のデッキに霜が降りていました。
長野県の野辺山では最低気温がマイナス0.6℃を記録。関東甲信で今シーズン初めての「冬日」となりました。
湖畔の山荘 青苔荘 山浦雄大さん
「10月1日くらいから段々赤みを帯びてきた。3連休が本当に見頃」
8日は全国の観測地点の約6割で、この秋一番低い最低気温を観測しています。
山肌の美しさから「神のじゅうたん」と呼ばれる「栗駒山」の紅葉です。栗駒山は宮城、岩手、秋田の3県にまたがり、全国屈指の紅葉の名所として知られています。
栗駒山にある温泉施設によりますと、紅葉の色付きは去年より早く進んで今、見頃を迎えているといいます。
秋晴れの青空に映える美しい紅葉に登山客たちは感動。
京都から来た人
「最高、わーって感じ」
新潟から来た人
「きれいだったよね」
「赤、黄色、緑と広がっていて」
「草もみじも色んな色があって、とてもきれいだった。やっぱり『神のじゅうたん』だった。素晴らしかった」
「青空が広がるとグラデーションが素晴らしくて最高の山日和、見られて満足」
「良かった」
週末からの3連休に紅葉のピークを迎えそうです。
東京都心も今シーズン一番の冷え込みとなり、最低気温は15.4℃を記録しています。
■北海道フグ豊漁 驚きの価格
秋は食欲が増す季節です。東京・銀座の飲食店で人気のから揚げ。中は鶏肉ではなく、実は高級魚として知られる魚です。
羽田市場 野本良平代表
「北海道産のマフグ。味はトラフグに劣らないと言われる。高級な『フグ界の女王』と呼ばれるおいしいフグ」
トラフグは「フグの王様」。一方、マフグは「フグの女王」と呼ばれています。
フグといえば、西日本や日本海側のイメージがありますが、なぜ、北海道産が…。
朝、番組の取材班が向かったのは北海道のオホーツク海に面する斜里町の港です。
漁船から水揚げされた魚を見ると、大きなコンテナを埋め尽くすほど大量のフグが取れています。
漁師
「ブリやフグなど、いつも入っていない魚が多くなっている。今年に入ってフグも多く入っている」
今やフグの漁獲量は北海道が全国1位になっています。全国の漁獲量は近年、安定しているなか、北海道では年々、増加傾向にあり、去年は全国の4割以上を占めました。
ただ、地元の漁師からは戸惑いの声が…。
漁師
「食べる習慣がないのでフグが獲れても駄目、サケが取れてくれないと…」
北海道では秋サケが記録的な不漁です。
代わりにフグが豊漁になっても地元ではそもそも食べる習慣がないため、安値で取引されているといいます。
斜里魚菜卸売市場 横山保英代表
「大中サイズが114円/キロ、小サイズは20円/キロ」
「(Q.20円はかなり安い?)安い、商品価値はそれくらいしかない」
なぜ、北海道でフグが取れるようになったのでしょうか。
斜里魚菜卸売市場 横山保英代表
「本州であがっていた魚がここ10年くらい北海道でもあがるようになっている。多分、海水温の上昇が一番(の原因)だと思う」







































