青森県、秋田県、岩手県の地方銀行が経営統合に向けて協議を始めました。地銀の統合で私たちの生活にはどんな影響が出てくるのでしょうか。
■青森・秋田・岩手 地銀が統合検討
岩手銀行 取締役頭取 岩山徹氏
「お互いを熟知し、自由に意見を言い合える信頼関係がある。私に言わせていただければ必然」
秋田銀行 取締役頭取 芦田晃輔氏
「地域と銀行グループの成長を実現する、その勝ち筋を生み出していく」
青森みちのく銀行 取締役頭取 石川啓太郎氏
「3行が手を組むことが最善と判断」
2日午後、そろって会見を開いたのは3つの銀行の頭取たちです。
青森県の「青森みちのく銀行」、岩手県の「岩手銀行」、秋田県の「秋田銀行」、東北3県の地銀が2028年4月の経営統合を目指して検討を始めると発表しました。
岩手銀行 取締役頭取 岩山徹氏
「今回の経営統合について持ち株会社方式とする方向、3行の合併は行わない」
頭取が明かした「持ち株会社方式」というのは複数の銀行が共同で「持ち株会社」を設立し、同じグループの一員になる方法です。
各銀行は元の名前や法人格を残したまま営業を続けることが可能。経営面ではグループで連携する形です。
東北3県の地銀の統合が実現すれば総資産は約13兆円に。単純に比べると、JR東日本グループの総資産をも上回る規模です。
テレビ朝日経済部の北村記者に統合の狙いを聞くと…。
経済部 北村莉子記者
「背景には特に地方で進んでいる人口減少です。人が減ると金融市場も小さくなっていきます。さらに金利のある世界になり、預金の獲得競争が激化する状況になっています。地方銀行は経営統合をして運用できるお金を増やし、経営基盤を強くしたい考えです。まさに生き残りをかけた作戦」
また、北村記者によりますと、コストがかかるため減少傾向にあるATMの数が維持される可能性もあり、利用者のメリットも期待できるそうです。







































