台湾海峡有事が語られる中、「前線」に位置づけられる台湾、そして与那国島。自衛隊や軍、国家間の外交や勢力争いに注目が集まる中、この島で根を張って生きる人々の姿は「国防」や「外交」の議論の枠組みからすっぽりと抜け落ちている。
一方で、与那国と台湾がわずか100キロの距離で隣り合う位置関係は、政治や歴史がどうあろうと変わらない。それぞれの島の人々は独自に交流の歴史を積み重ね、今もそのバトンはつながっている。
与那国島と台湾、それぞれの視点を通し、国家体制や国際政治の中で「辺境」に置かれた人々の生きざまを伝える。
プロデューサー 中村 裕
ディレクター 塚崎昇平
撮影・編集 荒井太郎