琉球朝日放送の第281回番組審議会が9月19日(火)午後3時30分より琉球朝日放送で開催され、課題番組「夏休みこども自由研究 in コンベンションセンター2023」〈2023年8月12日(土)正午~午後1時25分放送〉について各委員から意見が出された。

事務局報告では、民放連 放送基準」の改正に伴い、琉球朝日放送番組基準の1部変更が諮問され、「妥当である」との答申があった。さらに、視聴率と視聴者応答(いずれも7・8月分)が事務局から報告された。意見の概要は以下の通り。

番組冒頭で映画の紹介を行ったのは、唐突な印象を受けた。番組内で紹介されなかった企業や団体の展示内容をテロップで紹介してもよかったのではないか。

イベントのブースは職業体験が主で、自由研究とどう結びつくのか疑問である。進行が慌ただしく、1つ1つのブースが適切に紹介されていなかったのではないか。

各ブースの担当者が紹介することで、ブースの雰囲気も伝わり、好印象であった。タブレット端末などを使用するブースの紹介では、操作の様子が映し出されず、何をしているのか伝わりづらかった。

アナウンサーが会場をレポートすることで、ブース紹介や進行が円滑になっていた。ブース紹介の際、専門用語で説明された箇所があり、子どもが理解しづらかったのではないか。

こども館長の過剰な仕草には違和感を覚えた。出演者のマチョ谷さんは、一般の子どもから自然なコメントを引き出せており、好感が持てた。

番組から自由研究のテーマをみつけてまとめるには分かりづらかったのではないか。多種多様な企業が紹介されており、その点は評価できる。

女性レポーターが肩を露出した衣装を身につけており、子どもと共演することを念頭においた配慮が求められる。会場に行けない子どもたちのために、映像だけで楽しめる要素があってもよかったのではないか。

出席委員 豊川明佳・伊佐香菜子・島袋昭彦・山入端裕哉・仲村直将・西江昭吾
欠席委員 呉屋遥(レポート提出)